「改国」の選挙結果

 ついに日本で政権交代が実現した。新党日本の言う「改国」を、国民が選択したと言うことだと思う。
 自民党が、ほぼ一党で作り上げてきた日本という「国」の在り方を、変えなければならない、「改」めなければならない、と国民が判断したのである。
 新政権は、国の在り方を改めるという大作業をはじめることになる。しかし、政権を発足する9月という時期は極めて厳しいものだ。来年度予算の概算要求は、8月末で締め切られている。来年度予算の骨格はすでに決められているのだ。その骨格を、いったんすべて白紙に戻して、あらたに予算を作り直すことになる。来年1月にはじまる通常国会に、新予算を提出するのは、時間的に常識的には難しいはずだ。さらにそこには、社民党や国民新党、新党日本との政策調整が必要となる。
 国民の「改国」の信託を受けた新政権の予算作りを、まず注目したい。