いらだつ福田総理・・・

 見応えのある党首討論でした。私は、小泉内閣の「郵政3事業懇談会」の委員として、当時の福田官房長官と会議でずっと一緒でした。常に冷静な方でしたし、官房長官の毎日の会見でも冷静、むしろ皮肉屋とも思えるほど、でした。
 その福田氏が、今日は驚くほど感情をあらわにしていました。皮肉を言うゆとりすらなく、という感じでした。小泉、安倍総理が手をつけられなかった道路特定財源の一般財源化。これを総理公約とし、さらに日銀総裁も、副総裁の一角にだけ財務省出身者を置いてくれ、との妥協もし・・・、それらすべてを民主党から否定されたいらだちが一挙に出た感じでした。
 同時に、自民党と民主党との間に、まったくパイプがつまってしまっていることも露呈されました。もう解散でしか、対応のしようはないのでしょう。しかし、ねじれの解消のためには、衆議院で民主党が過半をとるしかないのですが、その可能性が低いとなると、よりひどいねじれになってしまいます。解散は、結果的に衆参両院で過半数を握る政治勢力ができる「再編」が必要となります。そのような再編になるのか・・。想像がつきませんね。