なすすべもなく・・・

 バブル後最安値、7607円をなすすべもなく突破。東京市場は、26年ぶりの安値・・・。
 思い出すのが、バブル後最安値の2001年4月。当時は、日本だけの株安。小泉改革の結果、株が落ちているとの厳しい指摘が繰り返されていた。「あなたが、日本経済を壊しているんだ!」という国会での野党の小泉総理への質問が忘れられない。当時の私も、もちろん構造改革派であったが、日本経済がこのまま崩壊するのでは、という恐れを感じ、財政出動も仕方ないのでは?と思ったのを正直に告白しよう。
 しかし、この逆風にめげずに、小泉総理、竹中経済財政金融担当大臣は、構造改革路線を堅持、安易な財政出動に走らなかった。結果的に、この株価がボトムで、反転。景気も上昇していった。日本経済崩壊の兆しともいえる7607円という現実を前に、断固、構造改革路線を貫いた、小泉・竹中の度胸に改めて感服する。竹中によれば、バッシングを受ける竹中に、小泉は毎晩電話をしてきて「ひるむな!!」と励ましたそうである。
 しかし、その7年後の今の株価下落は、世界的な金融混乱に引きずられたもの。まさに、打つ手なしの状況の中で、「日本経済崩壊」の兆しとみられた7606円を軽く割り込んでしまった。「世界経済崩壊」の兆しの中で、日本はどんな打つ手があるのか?いつ、どのようなきっかけで世界、そして日本の株価が底をうつのだろうか・・。(エコノミストとして情けないコメントだが)