グッドバイ、ハードディスク

 ノートパソコンに、ハードディスクを搭載せずに、SSDを搭載するものが出始めてきました。SSD とは、solid state disk 。ソリッドステート、という言葉、懐かしいと思うのは私と同年代では?直訳すれば、固体状態、でしょうか?
 ラジオなどが真空管だった時代に、トランジスタ採用のものがでてきました。真空管に対するトランジスタを、ソリッドステート、とよんだのです(たぶん)。真空管が、液体ではないのに、なぜトランジスタを、「固体=ソリッド」としたのかは、よくわからないのですが。
 そのソリッドステートという言葉が、ハードディスクの代わりに復活です。メモリをハードディスクのかわりにつかうのです。おそらく、ハードディスクのような回転する部分がない、固定化されている、という意味で使われるようになったのではないでしょうか?
 私のパソコンもじつは、SSDです。容量はハードディスクの10分の1くらいなのに、値段は数万円アップ。ただ、いま急速にSSDの値段が下がっています。もう半年ぐらいで、大容量でなければ、HDDとSSDの価格差はほとんどなくなるのではないかと思っています。
 SSDは、可動部分がないので、電力消費も少ないし、衝撃にも強い。さらに、アクセスも高速に。もちろん、起動も・・。1,2年後には、昔はノートパソコンの中に、回転ディスクが入っていたんだよねえ、なんてことになるのではないでしょう。「高速で回転しているディスクが、50センチぐらいの落下では壊れない、ってすごいことだったよねえ」とも言われるのでは?
 今のパソコンは、SSD版でも、ベースはHDD版。HDDの大きなスペースに、小さなSSDをはめ込んでいる、といった無駄があります。SSD専用設計にすれば、より軽く、より電池が長持ちするものが出てくるでしょう。
 ビデオテープが、DVDに変わったように、ブラウン管テレビが、液晶に変わったように、もうすぐHDDが消えて、SSDの時代になるのではないでしょうか。