タクシーで嫌いなもの

 その1.「タクシーエムTV」。これは、中央無線やチェッカー無線に掲載されている、車載モニターからCMが流れるもの。(タクシーの「シー」とCMの「エム」をだじゃれでかけたネーミングですね)。タクシーメーターをオンにすると同時にスイッチオン。みたくもないCMを強制的に見せられるので、不愉快。特に夜間は、そのモニターが目立って大迷惑。必ず、「消してください」と。中には、ドライブレコーダーの設置費とこのモニターの設置費(CM放映代)が相殺されている車両もあり、この車両は消せないのです。ゆっくりとiPODで音楽を聴きたいとき、7インチの画面が光り輝く。こういうタクシーに乗ると、降りたくなっちゃいます。このモニターの設置はどうぞご勝手に。ただ、オン・オフは乗客の自由にすべきですね。
 その2.「腕より心」。これは、日の丸タクシーのキャッチコピー。タクシー運転手さんに求められるのは、何よりもまず「腕」でしょう。道を知っていて、安全運転ができること!。病院の世話になることはなかったものの、今まで3回もタクシー乗車中に事故に遭ったものとしての切実な思い。このコピーも、見る度に不愉快になります。
 その3.「過当競争論」。タクシーへの参入が規制緩和されたので、過当競争になった。運転手さんの給与は下がり、労働時間も増え、乗客の安全が保てない・・・、と。また、この理屈を主張するエコノミストもおられるので、びっくりです。
  運転手さんの労働時間は法律で決められている。それが破られているのなら、法律通りに守らせるだけの話です。規制緩和による競争激化が、安全に悪影響というのは、法律さえ守られていればありえないことです。
 そもそもタクシー台数を増やしたのは、タクシー業界自身ですから。それぞれの会社の経営判断で増車したり、新規参入した結果ですから。たとえば、ラーメン業界で、お店が増えて、売り上げが減った、従業員給与が下がったと文句が出ますか?増車しすぎたのなら、減車すればいい、それだけの話です。サービスが悪い会社ほど、客離れは激しいでしょうから、そこから減車してもらえばいい・・。
 おいしいラーメン店は生き延びる、まずいお店は閉店。この日本のほとんどの業界で当たり前のことが、タクシー業界で起きればいいだけの話です。