トヨタは赤字転落?派遣を考える②

 みぞゆう!の世界経済の混乱である。11月に発表したトヨタの73.6%という減益予想、世間に衝撃を与えた。しかし、これは9月までの上半期の業績を受けたもの。10月以降の自動車の売り上げの落ち込みは、その予想を大きく超えている。11月の新車販売はアメリカで前年同月比36・7%減、日本で27・3%減と大幅に下落した。その販売の中身も、利幅が大きい高級車ほど大きな落ち込みとなっている。
 さらに、円高の進行も深刻だ。トヨタは、1円の円高で400億円の年間利益が飛ぶと言われている。今の状況であれば、下期の赤字転落は必至ではないだろうか?上期の「貯金」でようやく通期黒字確保で、09年度は通期でも黒字の保障はまったくないのでは。
 ソニーは、9日、16000人の人員削減を発表した。「全世界で」ということになっているが、その多くが国内になる可能性が高い。
 雇用問題は深刻だ。派遣切り、は、そのはじめの一歩にすぎない。派遣、パート、アルバイト、正規雇用を問わず、総合的な雇用対策が求められているのである。