ポリシーウォッチ新春シンポ

 5日、ポリシーウォッチのシンポ。私の発言は、「傾向と対策」
 今の政府だけじゃなくて、野党の景気対策も「傾向と対策」がなっていない。この不況の「傾向」の把握がまずできていない。私は、①官製不況(貸金業法、建築基準法等の改正(改悪))、②金融引き締め、③資源高、④世界不況(サブプライム→リーマン)、といった傾向をまず把握すべき。③の資源高などは消滅したが、それ以外にはま傾向のもとづいた対策を。
 対策は、官製不況に関しては法律の見直し、金融引き締めには緩和、世界不況には財政出動。
 次に、来年度の全体「傾向」の把握が甘いと批判しました。政府の成長予測は0%。私の読みはマイナス3%(来年度予算と二次補正を見て・・・)。傾向の認識が甘いと、対策も甘くなってしまいます・・。12月のアメリカの自動車販売。クライスラーは5割減との衝撃的な報道がありました。こんな中で、日本がゼロ成長できるなんて、考えられませんよね。
 最後は会場からの質問。秀逸だったのは、去年も来ていたという方のもの。「昨年は、2011年プライマリバランス厳守、が話題になっていた。今年は、財政出動。昨年の財政再建の議論との整合性は?」というもの。仮に、埋蔵金活用するにしても、税収は10兆円ほど減るはずで、財政再建目標の先延ばしは避けられないはずですね。竹中氏は、若干の先延ばしも、との答えでした。
 
 ふと考えたのが、経済の先読みの難しさ。たった1年前に、この大不況は予測できませんでしたから・・。