マズイ!チョコレート

 私の東洋大学でのゼミは、卒業論文が必修。毎年15人以上の学生が卒論を書きます。私がもっとも重視しているのがオリジナリティ。「年金について」などと書きたいという学生には、それでは、世の中にあふれている年金の書籍の、単なるまとめにしかならない、とだめ出しします。
 今年は、チョコレートについて書くという学生Kクンがいます。コートジボアールが最大の生産国だが、日本の最大の輸入先はガーナ、などと調べています。Kクンに、参考資料としてカカオ豆の現物を探してきたらとアドバイス。まず現物を見てみようというわけです。
 ところが、カカオ豆の現物を一般消費者が入手するのは難しいようです。かわりに学生がもってきたのが、カカオ99%使用という、高濃度!チョコ。これを、ゼミ生全員で試食。正直に言うと、私が今まで食べたものの中での、ワースト3に入るぐらいの不味さ、でした。なんとチョコの箱には「大変苦いので、一かけを小さくしています」の注意書きが強調されていました。たばこの「吸い過ぎ注意」みたいなものです。
 ゼミでは、そのまずさに、罰ゲームみたいなものだ、と大受けでした。(ちなみに、この学生Kクンは、口直し用に普通の甘いチョコを用意してくれていました。それがなければ、口の中に苦さが30分は残るほど・・・。)
 ちなみに、カカオポリフェノールが多く含まれて、健康にはいいようです???