マニフェスト点検①

自民党マニフェストを見て、驚いた。「改めます」から始まっている。「時代遅れになったシステムをスピーディに改め」とある。
しかしなぜ、改めなければならないのか、その失敗の原因追及はまったくなし。「政・官・業」の既得権の中でしか政策を決めてこられなかったからこその「失敗」だったのではないか。そうであるのなら、「改める」と言うだけではダメで、政策の決め方自体を改めなければならないのではないか。
失敗の原因追及も、そして失敗してきた政策決定のシステムをどう改めるか、もないマニフェスト。これは、政策の中身に入る前にまず落第である。
一方の民主党。その自民党が失敗してきた政策の決め方、つまり「政・官・業」の既得権の中での、官僚主導の政策形成自体を変えようとする方向性は明確に打ち出されている。事務次官会議の廃止、国家戦略局の設置、政治家100人を官庁の送り込む等々・・。これが実効をあげるかどうかはまったく未知数ではあるが、政策の決め方自体を変えていく、というメッセージは評価に値する。
(政策自体については、次に)