レアアース備蓄法の制定をww

「この法律は、レアアースの備蓄を確保することにより、我が国へのレアアースの供給が不足する事態が生じた場合においてレアアースの安定的な供給を確保し、もつて国民生活の安定と国民経済の円滑な運営に資することを目的とする。」
もちろん、95%は皮肉なんですが・・。上の条文は「石油の備蓄の確保に関する法律」(1975年)の第一条の「目的」の「石油」を「レアアース」に読み替えたものです。当時は、OPECなどの原油価格引き上げ策などに対応するために作られたもので、今、その法律に基づいて国内各所に巨大石油備蓄基地が作られています。現在、官民あわせて半年分の備蓄が・・。
尖閣問題で、中国がレアアースの事実上の日本への輸出停止を、恫喝の手段として使ってきたようです。原油の場合は、輸出国が複数あるため、OPECなどの意見調整に手間取り、そう簡単に輸出制限などの措置は取れません。
しかしレアアースは中国がほぼ独占。たった一つの国の政策で、日本の産業が左右されるという「現実」が、今、明らかになりました。
確定している国境を、日本が侵犯したというのなら、「禁輸」も当然でしょう。しかし、尖閣での一漁船船長の逮捕で、レアメタル禁輸まで持ち出してくる国がお隣にあり、そこに経済の生命線を握られている、ことが「現実」なのですね。
今回の問題で、図らずも明らかになったこの「現実」。さあ、民主党政権、この現実にどう対応していくのか、外交の基本姿勢が問われることになります。