二つの辞任

30日早朝に,田中外相罷免のニュースが流れました。小泉首相の改革を支持してきた人間として,この判断には大変がっかりしました。行政改革を研究してきた人間からすると,外交は,他に競合するもののない最大の国家の独占業務です(他には,日銀とか,造幣局とか・・・)。そこに今までチェックがかからず,好き放題にやってきたのが外務省です。田中氏の個性なくして,外務省改革は絶対にできないのです。小泉改革の大きな柱が,私は失われたと見ています。 もうひとつの,大橋巨泉さんの辞任。これは,とても許されることではありません。大橋氏の得票で当選した民主党議員がたくさんいるのです。彼一人の問題ではない。こんなひどい人間を引っ張り出した管直人幹事長の責任は重大です。個人的には,幹事長を辞職すべきだと思っています。同時に,参議院比例区の選挙制度自体を再検討する必要があるでしょう。自民党の高祖議員も辞職しているのです。自民,民主の大得票者が二人とも辞職するという異常事態ですね。