人間国宝、野村万作(ござる乃座)

宝生能楽堂で、「ござる乃座」の狂言。
人間国宝になった野村万作と、萬斎の親子共演。ただ、演目は素人にはちょっと???。「鬼瓦」は、本当に短い前座的作品で、人間国宝万作の魅力を感じられないで終わり。また、二作目の「鳴子」は、あまり演じられない珍しい作品(だと思う・・)。途中に15分ほども謡みたいなものが入り、ここは見事に寝てしまった。解説には「この長々と謡い舞う場面が見どころ」とあるが、狂言を見たいのであって、別に謡は・・。
三作目「岡太夫」は、狂言らしい楽しい作品で、ここまでにきてほっとした感じ。
会場は満席。日本の伝統芸能が人気で維持されているのは、大変うれしいこと。この野村萬斎さんや、歌舞伎の中村勘三郎さんなどが、伝統芸能の普及に努めて幅広く活動していることが大きいと思う。このまえ関西テレビでご一緒した茂山宗彦さんら(NHK朝の連ドラ出演中)の若手もがんばっている。
すもうには、こういったすもうの魅力を広めていこう、という中心的な人物がいない(逆に横綱が足を引っ張っている)。そのとたんに、人気凋落ですよね。
しかし、狂言の観客、95%が女性。もしかすると、男性では私が最年少だったかも。もう少し、若い男性や中年サラリーマンが通うようにならないと、安定した人気にはならないかとちょっと心配です・・。