公共広告機構ACの、「したたかおばあさん」は問題では??

 TVを見ていれば、数ヶ月でおそらく何百種類ものCMを見ていると思います。その中で、私の感性と合わない、というか、それが流れるだけでチャンネルを変えるというものが、ほんのいくつかあります。
 一つは、「家庭教師のトライ」の、登場人物の顔に落書きをするもの。こんなCMで、ここに家庭教師を頼もうとする親がいるのか、と考えてしまうほど。もう一つは、「クリック証券」、ワンツースリフォー、と流れたとたんに拒否反応。最後は、「カーセブン」でしょうか。これも、セブン、セブン、と流れるとチャンネルチェンジです。なぜか、クリック証券とカーセブンが一緒に流れることが多いんですよね。
 それより何より、公共広告機構ACの全国キャンペーン、「したたかおばあさん」は問題ではないでしょうか?一人ぐらいのお年寄りに連絡を取りましょう、というキャンペーンのようなのですが、それとオレオレ詐欺とをかぶらせているのです。
 息子や孫を語るオレオレ詐欺と、本当の息子からの電話をかぶらせると、このおばあさんは、本当の息子からの電話をよろこんでいるのか、オレオレ詐欺に引っかかっているのか、わからなくなります。もっとシンプルに、オレオレ詐欺には絶対にひっかかるな!、家族はこまめに連絡を!を切り分けるべきでしょう。
 一般にCMなら、商品を買わなければそれで済むのですが、公共広告となるとそうはいきません。もっとしっかりと内容を作り上げるべきではないでしょうか?