原発は安全か?その2

 原発に限らず、「安全」とか、「多重危機回避」とかよく言われる。しかし、絶対安全のはずの(大地震が起きないはずの)柏崎原発が、想定外の地震の発生で停止した。あってはならない「想定外」である。
 また、トラブル続きで17回も運用開始を延期した、六ヶ所村再処理工場も論外である。ありえないことが、17回も起こった、ということである。政府が科学的に言う「絶対安全」がいかにインチキか、がよくわかる。
 一方、原発の政策自体も大混乱である。45年間、原発のゴミである使用済み核燃料を処理できず、原発のサイトではそのゴミがあふれそうな状態。それを処理すべき再処理工場の運用開始が大幅遅れ。さらに、である。運用開始しても、処理能力は最大年800トン。日本の53の原発から出る量は1000トン。稼働してもたまる一方なのである。
 さらに、再処理と同時に出る高レベル廃棄物。これは、もっとも危険な廃棄物で、ガラスで固めて、30年冷やして、その上で、地下300メートルの地層に埋めるというもの。その埋める場所も決まっていない。
 政策も技術も、落第である。