地震後の柏崎原発

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 17日(月)、新潟中越地震後の、柏崎刈羽原発の視察に。地震前の昨年12月にも行っていたので、2回目の視察です。
 昨年は暖冬で、途中の越後湯沢でもほとんど雪がなかったのですが、今年は雪景色が見られました(写真は、新幹線車中から)
 原発では、原子炉格納容器(原子炉を囲む、3メートルほどの壁に囲まれたところ)に、巨大なハッチから中に入りました。運転中には絶対に入れないところで、初めての体験でした。
 発電所内は、各所で地盤のずれによる建物の被害などが見られましたが、発電所の建屋や、原子炉格納容器などには、目で見える被害はまったく見えず、改めてほっとしたところです。
 ただ、原子力発電所の立地場所としてはありえない震度(震度6強から7)の地震が起きてしまったわけで、これから再開に向けて、
①なぜ起きるはずのない地震が起きたのか?事前の調査の方法のどこに間違いがあったのか?
②今後、大きな地震が再び起きる可能性
③想定の3倍近い揺れがあったので、耐震補強をどこまでするのか
④原子炉に、本当にダメージはなかったかの確認
などを、国、自治体、東京電力などがしっかりと議論、作業を進める必要がありますね。それぞれを、国民が納得した段階で、運用再開となります。
 私はそれにはそれなりの時間がかかると見ています。東京電力の発電能力の13%が今ストップしています。この冬、来夏と、電力供給の危機的状況が続きます。
 スピード感のある対応が必要ですが、拙速も困ります。国民の冷静な監視力も問われるところです・・・。