季節の食材(ギンポ、シンイカ、シンコ)

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 私が心待ちにする季節食材の代表格が、ギンポ、シンコ、シンイカ・・・。
 ギンポは、湾に棲む、うつぼは15センチほどに小さくしたような形の魚(写真)。骨が多いのか、煮ても焼いても生でもだめなそうなんですが、唯一、天ぷらでは食べられるのだそう。(どうも、関東だけという説も)
 初夏でしょうか、このギンポが天ぷら屋さんに出るのは。多くの天ぷら屋さんのご主人が自慢げに「今日はギンポがありますよ!」といいますから、いい食材なのでしょう。白身なのですが、魚の身自体にしっかりと何とも言えない味がついていて、それなりの歯ごたえが。大好物です。
 天ぷらになってしまうと、どんな魚かわからないのですが、水族館でこのギンポを見つけて、これがあのギンポか、と驚いた記憶があります。日本海で取れるゲンゲの亜種、という説も。ゲンゲはぬめりのある、やはり穴子を小さくしたような魚ですから、頷けます。
 シンコはいうまでもなく、コハダの赤ちゃん。一番小さいときには、寿司一貫に4匹をのせます。こういう時期には、寿司ネタで一番高いと思われる、近海マグロ(大間のものなどで、キロ2,3万円?)を遙かに超える値段がつくそうです。
 私は、このシンコの、コハダとは違うやわらかな食感が大好き。ただ、寿司の職人さんはこのシンコを捌くのに大変な手間をかけるそうです。メダカをちょっと大きくしたぐらいのものを、開いていくのですから、大変なのでしょう。
 もうひとつの夏の好物は、シンイカ。これは、春に生まれたスミイカが、ようやく大きくなってきたもの。お寿司一貫に一匹です。これも、柔らかくてほんのかすかな歯ごたえ。なんか、甘く感じるのですよね。お寿司屋さんに伺うと、シンコよりも出回る期間は短いとのこと・・。これにであるのは大変です。
 この3つとも、今年は食べ損ねました・・・・。残念!