小中学生に携帯電話を持たせるべき

 教育再生会議が、小中学生に携帯電話を持たせるべきでない、との方向で議論を進めているようだ。背後に福田総理の強い意向が働いているとも・・。
 携帯電話は、すでに国民の間に1億台が普及。高校生のお兄ちゃんも、お母さんも、おじいちゃんも使っているモノを、なんで中学生がダメなのか?子供たちに説得する理屈はあるのだろうか。子供たちは、自分たちに使わせられないほどのいかがわしいものを、大人たちは使っているのか、と思うに違いない。
 「携帯メールを多用することで友人らと直接コミュニケーションを取らなくなり人間関係の形成に影響する、などの声もあがった」とのことだが、むしろ新たなコミュニケーションの手段が生まれて、コミュニケーション自体が活発になったとなぜ考えられないのか?
 携帯電話の契約は、いうまでもなく子供は勝手にできない。保護者が契約しているのだ。携帯電話・PHSの普及率は小学生が31・3%、中学生が57・6%(内閣府調べ)。これだけの親子が、それなりに合意して持っている携帯電話の所有を否定していくとは・・・。
 福田首相の年代は、子供たちから観て、おじいちゃん、ひいおじいちゃんの世代にあたる。本当に子供の世代の状況を理解できているのか・・・。携帯電話フィルタリングの議論など、私たちはしっかり監視していく必要があるだろう。
 こんなことを書いていて、かつて国会(参議院)の開会式で、天皇陛下のお言葉の最中にある議員の携帯の着信音が鳴り響くという不祥事があったことを思い出した。小泉総理も、国会本会議場で、総理席から議員が携帯をいじっているのがよく見える、と話していたのも思い出した・・・。