小沢氏インタビューを読んで

 (大連立を狙った)「政治判断は今でも正しいと思っている」―小沢民主党代表の朝日新聞インタビューでの言葉である(11月16日)。「農業政策、年金・・など我々の目玉政策を(自民党が)のむかもしれない。・・選挙に絶対有利だ」。この小沢戦略に、私も全面的に賛成である。しかし、民主党の役員会では「政策協議に入るぐらいいいじゃないかと言ったがダメだとなった。」
 だからこそ、あの辞任会見になったのだ。「残念だけど。もう選挙で勝つ以外ないさ。」しかしその選挙に勝つ見込みはおそらく小沢氏にはないのだろう。そもそも、選挙の「運動量で自民に負けないように」しなければならないのに、民主党議員は動かない。「ほんとうにもうイライラする。」この言葉が彼の本音なのだろう。
 党首に戻るのであれば、せめて「政策の予備協議をする」ぐらいの妥協を、役員会から引き出すべきではなかったのか。それなしに、辞意を撤回した小沢氏に「イライラ」されても困るのは、国民だ。