小沢秘書逮捕・・、自殺と時効と・・・・。

 「なぜこの時期に、2100万円で?」
 多くの方の素朴な疑問だと思う。政権交代の可能性が高まっている時期での、野党党首周辺への強制捜査。それも2100万円の虚偽記載容疑・・・。
 私は、この背景に先月24日の「長野県参事」の自殺があると思っている。自殺されたのは、村井長野県知事の衆議院議員時代の公設秘書。その後、村井氏の知事就任後に、県参事となっている。彼は、連日、西松建設からの資金の流れで、特捜部の聴取を受けていた。
 しかも、その資金は、小沢氏の資金管理団体への「西松OB政治団体」経由のものではなく、西松建設が海外でつくった裏金分(2月に、7000万円で起訴)。
 検察がこの時期に強制捜査に動いたのは、西松建設の裏金が、「OB政治団体」経由のものだけでなく、海外裏金分、さらには国内裏金分もあり、その総額が10億から20億円にも及ぶと見ているからだろう。そして、OB政治団体分の時効が迫っていた。さらに、過去に、幾度となくキーマンの政治家秘書の自殺によって、立件が難しくなった過去もあった。
 こうして、一気の強制捜査につながったのであろう。今後、他のルートによる政治家への資金の流れの究明や、西松の裏金の税処理などに捜査は進むはずだ。また、そうでなければ、「なぜこの時期に、2100万円」で特捜が動いたとの疑問は、払拭できない。