放送法改正案(菅前総務大臣の蹉跌・・・)

名古屋学院大で国際公共経済学会。8日午後、基調報告をしました。通信放送改革がテーマでした。その中で放送法改正にふれました。
NHK改革などが放送法改正のメインでしたが、関西テレビの「あるある大辞典・・」での虚偽報道をきっかけに、放送法の中に「虚偽放送が行われた際に、総務大臣は、その放送事業者に再発防止計画の提出を求めることができる」という条文を入れることになりました。
これは、菅前総務大臣の強い意志によるもの。菅さんは、大臣の報道への介入では、という批判に「報道の自由は当然。しかし、虚偽放送をする自由はない。」と断固この条文を入れ込みました。
しかし、放送業界の抵抗で、07年4月に国会提出されたこの改正案は継続審議に。
今国会で、自民、公明、民主、国民の4党で、この総務大臣の再発防止計画の条文を削除することで、合意が成立。それを受けて、12月4日に衆議院総務委員会を通過。今国会で成立することになりました。
菅前総務大臣の虚偽報道を防止するための強い姿勢は、放送業界の強い抵抗で見事に葬り去られました・・・。
8日夜は、このシンポの司会をしてくれた中村伊知哉さん、学会で報告してくれた菊池尚人さんらと会食。名古屋コーチンを食べましたが、おいしかった!