日テレ、画竜点睛を欠くぞ!!

 4日(金)21時から日テレで放送の「天下統一!三武将スペシャル」を見ました。なかなかの力作で、爆笑問題の司会もいつもながら巧妙。説教くさくなりがちな題材を、見事にうまくこなしていました。
 ただ、番組に誤りがいくつか・・。
 長篠の戦いを「武田信玄」としちゃっていました。ここでは信玄は亡くなっていて、四男で家督を継いだ「勝頼」ですから。こういうミスをなぜ見過ごしてしまったのか・・。
 もうひとつは、森永卓郎氏の解説。市場原理=タカ派=織田信長、豊臣秀吉=小泉純一郎。平等主義(ケインズ主義)=ハト派=徳川家康=田中角栄。こういう見事な仕分け。問題は、平等主義は必ずハト派と言い切ってしまうこと。
 平等・ケインズ主義の代表格はアメリカ民主党。じつは、この政党、ケインズ主義が出た第一次大戦後から見ても、
①第二次世界大戦、②朝鮮戦争、③キューバ侵攻、④ベトナム戦争、⑤イラク空爆、⑥ボスニア・ヘルツェゴビナ空爆
等々、多くの戦争を仕掛けています。平等・ケインズ主義=ハト派は、明らかな誤りです。
 さらに、番組の締めが、「徳川家康の政策は、小さな政府」でした。ここも、森永氏の番組中の解説と正反対。市場原理=小さな政府で、平等主義=大きな政府、ですから。
 すごく見応えのある番組だっただけに、いくつかの大きなミスが却って目についちゃいました。私は、NHK改革推進派ですが、NHKの番組については高く評価しています。つい、NHKならあり得ないミスだよなあ、と思ってしまいました。