日本でなぜディーゼル車が売れないのか?

 ヨーロッパでは、乗用車の中のディーゼル車のシェアは、約5割近くに・・。日本はほとんどゼロです。ディーゼル車に、騒音、振動、黒煙といったイメージがついているからでしょう。
 2日は、大学で修士論文審査会。10時前から18時ちかくまでかかりました。私の指導した院生の修士論文は、このディーゼル車問題。まず、ディーゼル車の排気ガスについて、NOx等の規制が十分強化され、さらに排出ガスに含まれる粒子(PM)の除去も可能になったことを明らかにしています。
 そうなると、ディーゼル車は、燃費が良く、燃料費も安い(ガソリンではなくて軽油なので)、ということでメリットのほうが強く出てくることになります。ディーゼルのほうが環境に優しい、ということになるのです。
 そこで、同じ車種でガソリン車とディーゼル車のコスト比較をしました。ディーゼル車のほうが車両価格は高いので、その分をどれだけ走れば回収できるか、という比較です。
 ヨーロッパの場合は、約2万キロ。日本の場合は、約7万キロ(日本では国産ディーゼル車がないので、輸入車で比較・・)。ヨーロッパでは1年で回収。2年目以降はオトク、ということです。日本は7万キロですからなかなか回収できない。
 燃費が良い、ということは、CO2排出量が少なくなる、ということです。日本においても、乗用車にディーゼル車を導入することを、政府もメーカーもユーザーも本気で取り組む時期にきているのではないでしょうか?
 リッター当たり、ハイオク160円、軽油130円です。今話題の、暫定税率廃止以上の価格差です!!
 教員10人以上の前で発表する院生も大変でしょうが、審査する教員も大変です。評価の時には怒鳴りあいも・・・。(自分の院生に甘い点をつけた教員にたいして、私が強く抗議。怒鳴りあいになりましたああああ)