森本毅郎スタンバイ:かぜ薬を考える

かぜがはやっている。かぜ薬などの大衆薬は,副作用などのおそれから安全な(その分,あまり効かない?)モノとなっている。しかし,医科用の処方箋がないと一般には入手できないクスリが,大衆薬になっている。そのひとつがイブプロフェン入りのかぜ薬。そのほか,H2ブロッカーなどがいま話題に。

こういったクスリが薬局で売られるようになると,薬剤師の役割がより重要になってくる。しかし,薬局に常に薬剤師がいるのだろうか?そもそも,白衣を着ている人がいても,その人が薬剤師かどうかは,まずわからない。

私たち自身がまず,きちんとしたクスリの知識を持つことが必要な時代に。

(言い残しコーナー)イブプロフェンや,H2ブロッカーなどのクスリを「転用薬」とよんでいる。このほかに面白い呼び方に,スイッチOTCというのがある。スイッチは転用,という意味だが,OTCは OVER THE COUNTER,つまりカウンター越しに買えるクスリ=大衆薬という意味。