森本毅郎スタンバイ:テレビゲームの著作権を考える

現在、中古販売が制限されているのは、映画ビデオだけ。著作権法26条で、頒布権が映画会社=著作権者にある、とされている。テレビゲームも、映画扱いにして、中古販売を制限したいというのが、ゲーム会社の意向。

テレビゲームは、巨大市場に育っていて、今年2月発売のファイナルファンタジー8は、30億円の制作費を投入。1ヶ月で300万本を売り上げている。
そのマーケットを、中古に荒らされたくない、ということだ。特にCD版などのソフトは、何回使っても新品と全く同じ。だからこそ、中古販売を制限したいということだ。
一方、消費者は、高いソフト代は、古いソフトを売ることで捻出している。地裁の判決は、ゲームソフトは自由に中古販売していい、というものだった。しかし、今後の流れでどうなるかまだわからない。デジタル時代の著作権のあり方、もう少し注目していたい。