森本毅郎スタンバイ:会計検査院

95年度の政府の決算について,会計検査院の検査結果が11日公表された。280億円あまりが,不適正と認定された。トップは,ダントツで厚生省。調べると,7年連続だそう。それも,総計280億円の7割を厚生省だけで占めているという。

この官庁,残念ながら,あの前事務次官を出したのは,偶然ではなく,この官庁の体質が生み出した必然だったということが,あらためてわかった気がする。

しかし,国家予算総額からすると,不適正が指摘されたのはわずか,0.04%に過ぎない。官官接待やカラ出張など,見逃しているとしか思えない。

私は,民間の監査法人に一部だけでも業務委託したら,というのが提言。複数の法人に不適正発見率を競わせたらいい。この率の高低で,次の年の委託先を決めるなんてのはどう??