森本毅郎スタンバイ:国立大学独立行政法人化

国立大学を,独立行政法人化(国立と私立の中間)の方針を文部省が決めた。3月9日の朝日新聞。2500人の独立行政法人化に反対する大学人の意見広告が。

独立行政法人になると,じっくり研究できない,と。では,私立大学はどうするのか?
「学びたい人が,希望にあふれる未来をめざして,ともに自由に学ぶ大学」であるためには,国立でなければならないそうです。全学生の7割以上を占める私立大学はどうでもいいのでしょうか?
全学生の3割以下の国立大学さえよければ,それでいいのでしょうか?この意見広告,たんなる公務員の既得権保持のためとみるべきでしょう。
国立大学の中にも,より大学運営に自主性が高まるとみて,この独立行政法人化に賛成する意見も多くある。
この,意見広告の2500人の方。なぜ,「独立行政法人化反対。私立大学にも助成金を増やす。国立も私立も含めて,日本の高等教育を充実させよう」。こういう展開ができないのでしょうか?