森本毅郎スタンバイ:大蔵省分割はどうなった?

大蔵省の財政と金融の分離が、再度話題に。98年6月の中央省庁等改革基本法では、大蔵省に金融の危機管理の企画立案などの機能が残ることに。しかし、10月の金融再生法での与野党合意では、大蔵省の金融は完全分離に。

ところが、99年1月の省庁設置法などの大綱では、またまた昨年6月に逆戻り。そこで民主党などが、10月の合意を活かせと国会で大反発。
松原は、ものごとのスジとして、10月の合意が前提であると考えている。また、大蔵省の巨大な権力を分割することが、行革の一歩だとも考えているので、やはり大蔵省には金融に関する権限は一切残すべきではないだろう。