森本毅郎スタンバイ:失業率

失業者とは,毎月最後の一週間に,仕事がまったくない人を指す。さらに,ただ仕事がないだけではなく,実際その期間に仕事を探した人のこと。となると,失業中でも,その期間に仕事をしなかった人は,失業者ではなく,学生や主婦,引退した高齢者の方とともに「非労働力人口」になる。

問題は,失業者が増えているだけでなく,この非労働人口が増えていること。この1年間で80万人も増えている。失業して,職探しもあきらめた人が少なからずいる。
こうなると,実際の失業率はもっと高いはず。7%から8%にはなるのでは?
もうひとつの問題は,若い世代の失業率。15歳から24歳の失業率はなんと8.8%に。もちろん,ここには,非労働力人口は含まれていない。
実際の数字以上に,日本の失業問題は深刻だ。