森本毅郎スタンバイ:年金を考える

年金は、世代間のギャップが大きい。現在(99年4月段階)で58歳以上の方は、60歳から、基礎年金も報酬比例部分ももらえる。ちなみに、基礎部分が7万円弱。比例部分が10万円ほど。合計17万円。

ところが、この基礎部分の7万円は、段階的に支給年齢が引き上げられる。56歳の方は、61歳から、というように。そして、49歳以下の方は、65歳にならないともらえない。つまり、49歳以下の方は、60歳から65歳までは、報酬比例部分の10万円だけ、ということになる。
しかし、今国会で、その報酬比例部分も、支給年齢が引き上げる案が出されている。これによると、44,5歳の方は、61歳から報酬比例部分がもらえる。つまり、60歳の時はゼロ、61から65歳までは10万円。65歳になってはじめて17万円。
そして、37歳以下になると、この10万円も、65歳から。要するに、65歳までは年金ゼロ、となる。
その一方で、年金の負担は、ほぼ倍増が予想されている。いま、3万円強が、6万円に。それでいながら、支給年齢が先延ばし・・・。やってられない、という悲鳴が聞こえる。
(言い残しコーナー)夫婦二人だと、年金額は24万円になる。58歳以上のかたは、60歳からこの額がもらえる。ところが、37歳以下の方は、65歳にならないともらえない。となると、その差は、24万円掛ける12ヶ月掛ける5年。1440万円!!。