森本毅郎スタンバイ:格付け機関

金融機関の破綻が相次いでいる。それも,北海道拓殖,山一証券などなど,銀行,証券,保険の一流会社が,である。大蔵省や日銀は,「つぶさない」などといっていながら,あっという間に,である。その一方で,「どこが危ない」なんて情報が乱れ飛び,それが株価の乱高下を誘っている。私たちは,どんな情報を信じればいいのか?

私は,格付け機関(大蔵省が指定しているもので9機関ある。ムーディーズ,SandP,日本公社債研究所など)の情報は相当信用できると見ている。27日の放送では,経済が混乱している時期でもあり,(もう一つ別の理由もあり=これはヒミツ)危ない金融機関の実名公表は避けた。そのかわりに,こういった情報をホームページで開示している日本公社債研究所のホームページへのリンクをはった。是非,ご参考に。(取材協力を惜しまず,さらにホームページへのリンクを了承してくださった日本公社債研究所にこの場を借りて御礼申し上げます)

公社債研究所へのリンク(http://www.jbri.co.jp

シティバンクがお得?

シティバンクのサービスがいま面白い。まず,顧客を徹底的に差別化したところ。預金残高が30万円以下だと,毎月1050円の口座維持手数料をとる。つまり,どんどん預金が減っていくということ。これが30万円を超えると,ゼロに。

さらに,100万円を超えると,他行での引き出し手数料が無料になる。これは結構大きいサービスでは。月10回も他行でお金をおろすと2000円とかになる。これがタダになるということ。

こういう,表立った顧客の差別は日本の銀行がやれなかったこと。でも,日本の銀行は,ウラではお得意サンにいろいろなサービスをしていたわけだから,シティバンクのほうがよほど正直だと思う。