森本毅郎スタンバイ:生保を考える

97年の日産生命に続いて、東邦生命が倒れた。その主因は、4%運用を約束しているのに、現実には2%でしか回らないという「逆ザヤ」。現在の低金利が続く限り、生保経営は厳しい。その中で、予定金利を下げたいとの要望が。これは、たとえば5000万円もらえるはずの保険金が、減額されてしまうことを意味する。契約違反以外のなにものでもない。しかしその一方で、「つぶれるよりはマシでは?」の声も。

ちなみに、経営破綻時には金利引下げが認められている。日産生命では、1割程度の保険金減額があったもよう。(19日に書き直しています)