森本毅郎スタンバイ:貯蓄率

不景気が続くのに,ゴールデンウィークの海外渡航者は過去最高。本当に,生活は苦しくなっているのか?勤労者世帯の貯蓄率などの調査を見ると,なんとバブル以降,貯蓄率は上昇を続けている。

さすがに,収入は頭打ち。減っているのは消費だけ。つまり,バブル以降,収入の伸び悩みの中で,多くの人は,消費を抑え,貯蓄を増やすという実に「堅実」な対応を取ってきたことになる。勤労者平均で,貯蓄は1351万円。負債は574万円。800万円近くの貯蓄超過,ということになる。
この中で,お年寄りの貯蓄を使わせようという政策が検討されている。現在,年60万円の贈与の免税点を,数百万円にアップとか。孫の教育費を,おじいちゃんが出す,といった使い方を想定しているらしい。
本来は,お年寄りの方が,自分の稼いだお金を自分で,安心して使うのがいちばんだと思うのですが・・・。