森本毅郎スタンバイ:貿易黒字の減少をどう見る?

貿易黒字の減少が目立つようになってきた。今年度は,ピークである92年とくらべると,3分の1近くにまで減少しそうだ。ここ10年ほど,貿易黒字の削減が日本の国際公約のようになってきていたが,そろそろ,政府は輸出振興策を探る段階に入ってきたのでは。(露骨にやると,諸外国の反発を招くので,ばれないように…)私はこの貿易黒字の減少傾向を,日本経済の国際競争力への黄色信号ととらえている。赤信号が灯ってからでは,対策は遅い。

(時間切れコーナー)

日本の貿易黒字が騒がれていた80年代の半ば頃,私は「そう簡単には日本の貿易黒字は削減できない」と見ていた。それは,日本の産業がフルセット型(すべての産業が揃っている)であり,製品輸入の余地がないと考えていたからだ。しかし,これは放送で触れたが,製品輸入率が当時の25%から,今や60%近くに。たった10年で日本の産業構造が大きく転換していった。これは当時予想がつかないことであった。改めて,経済は難しいと感じた。

14日は,タケローさんとヤッコさんは仲良くゴルフに。私は一人残されてスタッフと寂しく朝食を食べました。(ちなみに,私は5年ほど前にゴルフを中止。それ以来まったくやっていません)