森本毅郎スタンバイ:郵政事業民営化論

郵政事業の改革論が,マスコミを賑わしています。銀行は競争相手の郵貯が気にくわないし,宅配便業者は郵便に参入したい。生保は,なんで郵便局が保険をやるの?といっている。そこで郵政事業改革について,主な政党の政策を聞いてみた。

守旧派 自民党・共産党

動きが取れない派 民主党・社民党

改革派 さきがけ 新進党

聞き忘れ 太陽党

この中で,実際に改革に向けてのプロジェクトをスタートさせたのが新進党。私は,自民党は小泉さんなど一部の議員を除けば,大半が守旧派とみています。民主党は,全逓など労働組合との関係から,積極的な改革案は打ち出せない。その点,唯一可能性があるのが,新進党とみています。内部に旧民社党など労働組合系の勢力を抱えているものの,改革派が比較的多いと思います。逆に,この政党は郵政事業改革で独自案が出せないようだと,もうダメなのでは??

ちなみに,私は郵政事業のネットワークを本当に活かすためには,「改革」しかないと思っています。

(言い残しコーナー)

太陽党を忘れたのは,ディレクターが国会便覧を使ったため。ここにはまだ出ていなかったのです。でも,きっと対した独自案はないはず,という私の読みは当たっていると思います。なんか,与野党というよりは,複数の与党が並んでいるだけ,という国会になってしまいましたね。なんか,有権者にわかりやすい独自色を出してもらわないと,民主も,新進も,さきがけも,太陽も忘れられちゃいますよ。その点,独自色を出している共産党は立派ですが,郵政事業改革に関しては,自民党と同じ政策になっちゃったのは皮肉ですね。