森本毅郎スタンバイ:銀行の合併は,ほかにもある!!

興銀・富士・第一勧銀の合併には驚かされた。ただ,この10月に3つの新銀行がスタート。日本政策投資銀行,国際協力銀行,国民生活金融公庫。いずれも,開銀や輸銀などを母体としてできた,政府系の新銀行。まず,驚きが,新銀行のトップ。見事に大蔵事務次官経験者が並ぶ。おいおい,大蔵省は金融部門をすてたんじゃなかった??

さらに問題は,国際協力銀行。この母体の輸銀をベースに,すでに12兆円もの金融支援をアジア諸国に。また,この銀行は,アジア諸国の国債に日本政府の保証をつける。つまり,アジア諸国の国債のリスクを,日本が負うということ。

最後は,また,税金???

(言い残しコーナー
放送でもいいましたが,3銀行の総裁は,小粥正巳氏,保田博氏,尾崎護氏の3氏。驚くべきが,彼らの経歴。全員が大蔵省事務次官経験者。彼ら3人が,8月25日付けの新聞に写真付で並んだわけです。国民感情を考えれば,せめて,3つの銀行で発表の時期をずらすとかの配慮があってもよかったのでは?これでは,国民に対して「天下り継続宣言」をしているようなもの・・・。)