渡辺喜美大臣の涙

 公務員改革基本法の成立が確実になったことでのインタビューで、渡辺喜美大臣が涙を見せた。当コラムで、繰り返しこの法案について論じてきた。渡辺大臣を、福田内閣の数少ない改革派の1人、と評価してきた。
 彼は、ほんとうにたった1人で「公務員改革法」の成立に取り組んできた。KY(空気読めない)と、何度揶揄されたことか。
 「構造改革はもう終わったのに、1人で改革に取り組んでどうするんだ」「政治家も官僚も、だれも今更公務員改革などのぞんでいない」・・。そんな中での、本当にたった1人の意欲で公務員制度改革がなった。
 私は政治家だけでなく、公人が、公の場で涙を流すことは、「加藤の乱」の谷垣氏を例に出すまでもなくいかがかと思ってる。しかし、今回は例外としたい。
 法案の成立に思わず涙する大臣がいることを、素直にうれしく思いたい・・・。