石川遼選手

 石川選手が、獲得賞金1億円突破でシーズンを終えました。若い世代の活躍としてもスゴイのはいうまでもないのですが、頭が下がるのが、彼のコメント。話し方、話す内容のバランスなど、これだけのインタビュー対応は、ちょっと見たことがありません。頭のよさと、しっかりとした精神に支えられているのでしょう。
 思い出すのが、AO時代。選手たちのコメントは、べらんめい調の話し言葉。「です。ます。」とか敬語なんかは無縁。コース上でつばをはいたり、たばこをすったりする姿がテレビに流れていました。そんなのを見せられて、ゴルフ中継だけは見ないでいました。それが、石川選手の登場で、中継もたまに見るようになりました。
 なんか、実力と見識を兼ね備えたあまりの優等生ぶりに不安を覚えないこともないのですが、これからの活躍を期待したいと思っています。
 私は教育者として若い世代と接することも多いのですが、受験生の面接などで、これはスゴイと思う人材に巡り会うこともあります。そういう若い人の芽をつぶさずに伸ばしていくのが、私を含めて社会の義務ですよね。その意味で、ゴルフ界には、石川選手にたいするやっかみもいじめもあるのかもしれませんが、最終戦後に、先輩プロ選手たちが彼を胴上げしていたのは、本当にうれしいシーンでした。、