福田改造内閣は、脱小泉内閣だ

 福田改造内閣の顔ぶれが出そろった。目を引くような人事はなし、おそらくこれで支持率が上昇することはないだろう。
 この顔ぶれを見て思うのは、脱小泉、だ。郵政民営化に尽力してきた大田弘子氏に代わって、郵政民営化に反対して離党に追い込まれた野田聖子氏が入閣。自民党の数少ない改革推進派である中川秀直氏は入閣が見送られ、彼のライバルである与謝野馨氏が入閣。その人気から入閣がうわさされた、小泉派?の小池百合子氏も入閣見送り。福田内閣で公務員改革を成し遂げた渡辺喜美氏も閣外に・・。
 見事なまでの小泉系粛正人事だと思う。おそらく、改革を本気で推進しようと思っている人は閣内にゼロ。脱小泉は同時に脱改革である。
 この脱小泉・脱改革の福田内閣と、反構造改革の小沢民主党、この両者の対立から何が生み出されるのだろうか・・。来年1月の通常国会前に予想されている総選挙、何が争点になるのだろうか・・・。どちらが勝つにせよ、日本の将来を決める基準となるような政策的な対立軸が明らかになってほしいものだ。