竹中大臣の現状認識

3月9日(月)のサンデープロジェクトで、私は竹中大臣に「8000円という株価の水準をどうみているか」と質問しました。これは、現状を危機だと見ていれば、当然その対策は思い切ったものになる。危機ではないとみていれば、たいした対策は行われない。こう考えたからです。かれの答えは、「株価を注視する必要がある」といったもので、危機感は感じられませんでした。これでは、まともな対策は出ようもありません。 私自身は、この株価は日本経済沈没への警鐘レベルにあるとみています。政策を総動員して危機回避に当たらないと大変なことになるのではないでしょうか。 とりあえず、「銀行持ち株株規制」、「不動産への減損会計」などの株価下落要因の政策の延期が必要だと思います。これで、政府の危機回避への意気込みが市場に伝わると思います。まずは、3月の決算前に、一定のシグナルを市場に送るべきです。その上で、今まで議論となってきた補正予算や日銀の不動産証券の買い入れなどの議論を国民的に行い、総合的な危機回避策を打ち出すべきです。 構造改革論者の私が、ここまで「妥協」しているわけです。それだけ、日本経済の危機は深刻だということです。