竹中平蔵氏、衝撃の「財政出動容認」

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広島に来ています。ホテルから見下ろす広島城が美しい・・。これから、見に行こうか、と。
 さて、今日12月16日(火)の日経新聞一面。竹中平蔵氏のインタビュー。「ー各国が財政出動を競っています」の問いに「効果は大きくない。だが、やらざるを得ない」と、はっきりと財政出動容認を語っています。私にとっては、衝撃のニュースでした。
 いうまでもなく、竹中氏は、経済財政担当大臣だった01年以降、財政再建の旗手としてあらゆる財政出動要請を拒否してきました。その結果、「改革なくして成長なし」が実現。財政に頼ることなく、日本は景気回復を実現していきました。
 財政出動が強く要請されていた当時の日本は、株価は7607円へと下落の一途。失業率は5%を大きく超え、有効求人倍率は0.5。惨憺たる状況でした。そのときに財政出動を拒否した竹中氏が、この世界同時不況にあって、財政出動を「一時的な需要不足に対応」と容認したのです。
 それほど、今回の景気下落は深刻だということでしょう。03年4月には、5.8%あった失業率。08年10月には3.8%です。それにもかかわらず、竹中氏が財政出動を容認したということは、早晩、この「5.8%」が突破される事態も想定されると見込んでのことでしょう・・・。