自民党総裁選

 自民党は、この10年ほど、小渕総理急逝後の森喜朗総理選出(2000年4月)、および森総理退陣後の総裁選(2001年4月)から4ヶ月しかたたずに迎えた総裁選(2001年8月)以外は、投票による選挙が行われてきた。2001年4月の総裁選は、改革を掲げる小泉氏が橋本氏を破り総裁に。2003年9月の総裁選では、改革か成長かが問われ、改革を主張する小泉氏が、成長重視の亀井氏らを破り再選。
 まず、総裁選で政策が競われ、総裁選に勝った総理の政策が、自民党のマニフェストになってきた。大規模な政党は、そう簡単に政策が一本化するはずがない。それを、党首選を通して調整していくというのが民主的な手法であろう。
 今、自民党が総裁選をすれば、必ず中川秀直氏らの「上げ潮派」と、与謝野馨氏らの「増税派」とが激突して政策論争が繰り広げられるはず。
 もし、9月の民主党の代表選で、無投票で政策論争もない、ということになると、世論は大きな違和感を感ずるのではないだろうか?消費税を上げずに、民主党の政策は実現できるのか否か、この素朴な疑問には、民主党内の政策論争を通して、国民を納得させるべきだ。