自炊代行ルールについて

6月10日(月)、ニコ生で「自炊シンポ」を行った。その中で、6月5日に発足したばかりの「蔵書電子化事業者協会」から、自炊についての5つのルールが提示された。

「データ化した裁断済み書籍は溶解処理する

データの使い回しはしない

裁断済み書籍が送られてきても受け付けない

データ化を拒否されている著者の書籍は受け付けない

書籍データに、ユーザが特定できる何らかの情報を付与する」

である。これに対して、一定のルールが保たれれば、自炊について許諾を与えてもいい、とする著作者を中心とした団体「Myブック変換協議会」から、5つのルールついて、概ね賛成の意向が示され、両者で協議に入りたいとの表明があった。

さらに、シンポの中で、視覚障害者である石川准静岡県立大教授からの、自炊データをOCRにかけてテキスト化することも、著作者の許諾条件に入れられないか、との指摘に対しても、両団体から前向きの発言があった。

自炊代行業の在り方については、裁判で係争中でもあるが、このシンポのサブテーマである「健全な市場は形成可能か」の一歩が切られることを切に期待している。

 

⇒マニフェスト評価機構  http://manifesto.or.jp
⇒ニコ生番組紹介ページ  http://live.nicovideo.jp/watch/lv139485926
⇒Myブック変換協議会  http://www.mybook-digital.jp/
日本蔵書電子化事業者協会 http://www.jabda.or.jp/