航空政策の抜本見直し

 羽田、成田、関空問題と、JAL問題が一気に出てきましたね。航空政策の基本はネットワークです。中核的な空港(ハブ)から、周辺の空港(スポーク)が、世界的な常識となっています。インターネットの蜘蛛の巣状のネットワーク(web)とは異なります。
 日本に国際ハブ空港はいくつ必要か、です。発着枠の問題もありますが、メインは一つか二つでしょうね。そのハブ空港は、スポークがあることが必須。そうなると、国内空港ネットの中核の羽田は、ハブ空港の第一候補ですね。橋下知事には申し訳ありませんが、たとえば関西の方は、少ない便数で遠い関空よりは、伊丹から羽田に行って国際線に乗り換える方が便利だろう、ということです。
 一方、関西に、関空、伊丹、神戸の3つも空港があるのが異常なのは明かです。一度、飛行機の窓から3空港が同時に見えたときには、改めて「空港過多」を実感しました。国内空港のネットワークの羽田につぐ中心の伊丹が、国際ハブになればベストですが、ここは住宅街にあり、発着枠も限られていて、国際ハブ化は困難です。
 また、神奈川の松沢知事が主張する、成田と羽田をリニア新幹線で結び事実上一体化(30分)というのも一つの考え方ですが、実現可能性はゼロですね。
 こういったハブアンドスポークから見ると、静岡空港と茨城空港は、ネットワーク的にありえない空港です。この二つの空港を含めて、国内の空港配置も見直さなければなりません。
 こういった歪んだネットワークを作ってきた自民党にはできない作業。民主党・前原大臣に期待しています。