解散は?

 衆議院解散には、常にドラマがつきもの・・・。私は最大のドラマは、93年の宮沢内閣の内閣不信任案可決だったと思う。羽田派の自民党議員が次々と野党提出の不信任案に賛成の白票を入れていった。議場で白票が投じられるたびに、野党席から拍手。この結果、解散、自民党下野、細川連立内閣成立となっていった。
 郵政解散に結びついた05年の参院の郵政放散否決の比ではない・・・。
 今回の解散は、①参院での与野党逆転によるねじれによる国会の混乱回避、②公明党の早期解散要求、③民主党の早期解散要求、④そして・・、未曾有の世界経済の混乱。
 こんな要因が絡む中で、解散のタイミングがはかられている。私は、麻生総理の本音は一貫して「経済対策」にあったと思う。彼の会見等での発言にウソはない。解散によって、与野党どちらが勝っても、現状よりまともな経済政策が打てる可能性は皆無に近い。解散期間中の国会の機能停止も痛い。
 解散先延ばしが本音の麻生総理と、実際に選挙に向けて走り出してしまった議員たち、そして先の4つの要因。こういった連立方程式の解を、麻生総理がどう出すのか・・・。