谷垣新総裁、これで参院選を戦えるのか?

 自民党新執行体制は、総裁に、谷垣禎一氏、幹事長に大島理森氏、政調会長に石破茂氏、総務会長に田野瀬良太郎氏となった。なんという軽量体制・・、なんという、国民に対するメッセージが伝わらない陣容であろうか。
 私は、おおざっぱに言って、今の日本の政治潮流には、「保守自民党(森内閣までの守旧派)」「小泉自民党(構造改革派)」「民主党」の3つがあると思っている。総選挙で、「小泉自民党」は壊滅状態、「保守自民党」も、惨敗。野党自民党は、今の民主党を超える新しい政策、政治手法を打ち出していかなければ、次の政権奪取は望めないはず。
 この谷脇新体制。「保守自民党」への回帰にしか見えない。民主党はこの自民党をみて安堵したのではないだろうか?多少、民主党の政策運営に批判が出ても、森内閣以前の自民党に戻った方がいい、という有権者はごく少数。小沢一郎氏は来夏の参院選の勝利を確信したのでは・・・。
 こうなると、「小泉自民党(構造改革派)」の流れを継ぐ、渡辺喜美氏率いる「みんなの党」ぐらいしか、民主党に対抗できる政策は打ち出せないのではないか。自民党内の構造改革派である河野氏らの合流があるのかどうか・・。(それにしても、総裁選に西村氏という無名をたてた町村派。その戦略がまったくわかりませんね。選挙で惨敗したし、党人事でも完全にはずされているし・・。町村派も崩壊なのか?)