骨抜きの「骨太2009」

  朝日新聞がネットニュースで、「骨抜きの「骨太2009」了承 自民総務会」と流しました。いいですねえ!「骨太を骨抜き」
 第一に、政府が決定した「骨太2009」が、党によって「骨抜き」になったことのだらしなさ、というか、情けなさ、というか。麻生内閣は、完全に統治能力を失っていますね。
 第二に、その骨の抜き方。「骨太2006」では、2011年度予算まで2200億円削減を貫く方針です。今回の「骨抜き」では、2010年度当初予算では、2200億円削減しない、という結論です。では、2011年はどうするのか?それ以降は??
 まったくいい加減な決着です。社会保障水準を高めないでも、毎年9000億円増加する社会保障費。その原資をどこの求めるのかの議論もまったくなし・・・。
 政策的には、社会保障水準を下げて、負担増を避ける(骨太2006)か、社会保障水準はそのままで、なんらかの負担増(増税)か、大幅な他の政策項目での費用削減か、あるいは、水準を上げて、大幅な負担増(大幅な経費カット)とか、いろいろな選択肢があるはず。
 それを、財源の議論をしないまま、原稿社会水準で行く、という、それも2010年度だけは、という超いいかげんな結論です。
 麻生内閣と自民党の迷走、ここに極まり!といったところでしょうか?そのことを見事に「骨抜きの骨太」報道でした。