DMV

 DMVは、第一号機はJR北海道の工場で2年ほど前に試乗。今回、最新の第三号機を工場で、また試験的営業運転の第二号機は、オホーツクの現地で試乗、すべてのDMVに乗ったことになります。
 営業運転の2号機は、乗り心地にやや難がありますが、最新機を試乗したところ、乗り心地は大幅に改善していました。
 今回は、DMVの問題点を二つ。一つ目は、制度的な問題です。DMVが鉄道であり、かつバスでもあるために多くの規制にがんじがらめになっています。本格的営業運転の際にはありえないことでしょうが、オホーツクでの試験的営業運転では、電車の運転士と、バスの運転手が二人乗り込み、道路に出るときに運転「士」から運転「手」にバトンタッチしていました。ガイドのかたも同乗しているので、乗客12人に乗員3名という超不効率な体制でした。DMVにあわせた規制の緩和が必要でしょう(安全第一はいうまでもありませんが・・・)
 もうひとつは技術的な問題。DMVはマイクロバス仕様なので普通の電車車両の数分の1の重さ。じつは、車体が軽いために、ATSなどに反応しない場合があるというのです。線路上を走っているのに、ATSや踏切信号に反応しないということです。このため、オホーツクで線路走行する際には、手動でATSを反応させているとのこと。これは、衛星位置情報を活用するなどの対応策が考えられているようですが、解決が難しい問題かもしれません。