KYは官僚支配の証拠

 中川昭一財務金融担当大臣が、国会で20カ所以上の「読み間違い」。財務省が訂正を願い出る羽目に。麻生大臣のKY(漢字読めない)も、止まらない・・・。
 ここで考えたいのが「ワープロ」時代のKY。手書きであれば、踏襲を、「ふしゅう」と思い込んでいてもかけてしまう。ワープロだと、「ふしゅう」と打ち込んでも、絶対に「踏襲」は出てこない。ワープロ時代の原稿読み間違いは、自分で文章を作っていないことの証拠以外のなにものでもない。
 KYを繰り返す麻生総理。おそらく、ほとんど自分でワープロに向かったことはないのだろう。他人の作った文章を読み上げるだけの人生だったはずだ。 中川大臣も、少なくともこの読み間違いで、国会原稿を財務省を作ったことが改めて証明された。
 じつは、原稿を誰が書くか、はきわめて重要なことだ。竹中平蔵氏は、大臣時代にほとんどの原稿は自分で書いたという。私も、審議会等の委員長をしていたときは、やはり報告書などはすべて自分で書いた。その報告書で、国会の委員会で、2時間以上の与野党からの質問攻めにあっても、自分で納得して書いた報告書であるから、答弁につまることも、答弁に官僚の方の助けを借りることもなかった。
 KYは、政治主導が叫ばれ続けてきても、結局、官僚主導の政治であることをはからずも暴露したことになった。