株価2万円

2015年6月29日

先週、株価は20,700円で終えている。ギリシャ財政危機を控え、今日以降の株価は不透明 。今のうちに、、、 僕が、今の野党、民主党、維新の党に不満なのは、マクロの経済政策についての視点が極 めて甘いこと。政権のもっとも重要な政策課題の一つがマクロ政策だから。 アベノミクスの1丁目1番地は、「異次元の金融緩和」。これに尽きる。この結果、安倍内 閣成立前の2012年11月と、現在を比較すると、株価は9000円が20000円に。円は80円が 120円に。バブル崩壊後に低迷していた日本経済に、四半世紀ぶりに画期的な変化が現れ た。 二つだけ経済指標を出す。有効求人倍率は、0.80が1.17に。外国人旅行者は、622万人が 1341万人に。僕は、これが異次元金融緩和の、つまり安倍内閣のマクロ政策の結果だと思 っている。このマクロ政策を、民主党、維新の党はどう捉え、自らはどう異なる政策を出 そうとしているのか? 民主党は、2014マニフェストで「過度な異次元緩和」よりも、経済、財政状況、市場環境 を踏まえ、「国民生活に十分配慮した柔軟な金融政策」を日本銀行に求めます。」として いる。異次元緩和を「過度」ととらえ、「柔軟な金融政策」をとしている。 「異次元」だからこそ、「過度」だからこそこの成果に至ったのであり、柔軟な金融政策 、つまり従来通りの金融政策では、絶対に株価20000円、円120円はありえなかった。民主 党は、柔軟な金融政策を行っていれば、今のマクロ経済指標がどうなっていたかを、述べ るべきだ。 ここは、笑うしかないが、「異次元の金融緩和によるアベノミクス一本目の矢は、円高を 是正して株価を押し上げ、経済回復へのかすかな光をもたらしました。」「かすかな光」 が、このアベノミクスへの評価とは、、、まだ、「過度」だから「柔軟」に、という民主 党のほうが、ましと言うしかない。 「異次元の金融緩和」が、長く維持可能な政策とは思えない。おそらく日銀総裁自身もそ う考えているはずだ。しかし、四半世紀続いた経済スランプを脱するには、この特効薬し かなかったはずである。 民主党と維新の党が、政権を目指すのであれば、まずはこのアベノミクスの第一の矢につ いて、明確な評価を示すべきであり、その代替策を国民に明示しなければならない。その 結果、どういうマクロ経済指標がえられるのかも、である。