サンデープロジェクト


 

サンデープロジェクト(テレビ朝日系) は、 06年4月9日(日)をもって降板することとなりました。長い間、応援してくださったみなさん、ありがとうございました。(4月17日記)

この番組は,2002年1月から出演。レギュラー陣が5人ほどおり,ふつう二人出演なので,2-3週に一度出番が来ます。私が最初に出演したときには,島田紳助さんがMC,宮田佳代子さんは産休中でした。03年1月に宮田さん復帰。そして04年3月に島田さんが降板。現在の,うじき つよし,宮田さんのコンビとなりました。

あしたのジョー??
田原さんの新刊(『ぼくはこうやってきた』(中経出版))を読みました。最後がかっこいいんですよねえ。「『朝まで生テレビ』でふと死ぬかな,と思っている。静かだなと思っていたら死んでいた。そういう死に方が理想だと思っている。」とあります。これは,リングの椅子で死んだ「明日のジョー」じゃないですか。かっこよすぎますよねえ!!!

CM逃れ??
番組に出るようになってから,よく耳にするのが「田原のCM逃れ」。私にも「田原のCM逃れに抵抗できずになんだ!」なんてお叱りが来ることも。
しかし,実際にこの番組や,「朝まで生テレビ」に出演して,これだけは誤解,と断言できます。田原さんは,議論に熱中すると,番組進行を無視。ディレクターの「CMへ」というカンペを無視して番組を続けます。私自身,ほかの番組にも出ていましたから,こんなにディレクターのカンペを無視するMCにはじめて出会いました。出演者として,最初はびっくりしたほどです。
実際に,進行上どうしようもなくなったところで,ギリギリでCM突入。この不自然さが「CM逃れ」と受け取られるのでしょう。


3月26日

 民主党から仙谷さんが出演。永田議員問題に対して、田原さんから厳しい追及をうけていました。意外なほど、正直に田原さんの追及にたいして、現執行部批判とも取られかねないような答えをしていました。
私は、民主党の問題は、今回の不祥事にだけあるのではないと思っています。小泉さんが「郵政民営化」を掲げて総選挙に入ったときに、民主党は、事実上の現状維持、つまり国営公社・国家公務員維持策を取っていました。国会で私が参考人として呼ばれたときに、民主党は、民営化派の私に対して、ほんとうに下品な野次攻撃を続けて、同じときに呼ばれた紺谷典子氏には、「そうだ!」「よし!」といった応援野次と拍手でした。
驚いたことに、紺谷氏はその後、国民新党(綿貫民輔代表)の副党首・政策委員長に就任。まさに、郵政改革に関しては、民主党は自民党守旧派と同一歩調を取っていたのです。これが、総選挙での大きな敗因であったことは間違いないと思います。だからこそ、代表選で本命の管直人氏が破れ、前原氏が勝ったんだと思います。労組、それも公務員の労組に遠慮していては、野党としての迫力に欠ける、国民の支持も得られないという判断が、民主党議員にあったのだと思います。
今回のメール事件は、何らかの形で決着はつくでしょうが、こういった民主党の労組依存体質をどう変えるのか、これが真に民主党が答えなければならない問題なのではないでしょうか?

 

3月12日

 森喜郎前総理が、後継候補についてコメント。私の質問は「政策的に見たらどうか?」でした。森氏の答えは、「政策は、構造改革の継続で決まっている」といったものでした。
問題は、その構造改革がお題目で終わるのか、実効を持って進められるのか、です。いま、すでに財務省などの抵抗が目立ってきています。これを抑えるのには相当なリーダーシップが。小泉さんほどではないにせよ、相当な頑固・変人ぶりを発揮しないと、真の構造改革は無理だと思います。こういった視点で、後継候補を見ていかなければならないと思っています。正直に言うと、いま巷間に上がっている人は、帯に短し・・・、ですねえ。(3月13日記)

2月26日

・民主党メール真贋について
民主党前原代表に、「新聞などが扱わなかった[メール]を、チェックせずに国会で質問したことは問題だ。二流週刊誌しか扱わないネタでは?」と質問。「学者が、いい加減なこというな。不誠実だ。」と逆切れされました(苦笑)。

・谷垣大臣に
「小泉内閣の中にいて、総裁選に立候補するなら、小泉改革の谷垣さんの判断を、国民にしっかりと示すべき」と質問しました。評価するなら、小泉改革の継続、ですし、批判するなら、小泉改革の方向転換、になりますから。
「市場主義を否定することは、官僚主義を是認する結果にならないか」とも質問しました。官僚以外の「公」の在り方を模索する必要があるのではないか、といった答えがありました。

 

2月12日

 特集1「皇室典範」
天皇の憲法上の立場について、皇室典範を含めて、憲法の「例外」なのか否かの議論になりました。天皇は、苗字も、選挙権も、居住の自由もない。いわば基本的人権もなく、その上で、「世襲」であり、「男系」。このことが、憲法の「例外」なのかどうか?
私は、櫻井よしこさんに、天皇の諸規定が憲法の「例外」といっても、国民の意識とずれていてはいけないのでは?と質問しました。櫻井さんの答えは、「そうだ」というものでした。(ちなみに、考え方に異なる点はあるのですが、松原は櫻井さんが大好きです・・・。)
特集2「5党幹事長討論」
民主党の鳩山幹事長の元気のなさが目立ちましたね。「ほりえもんにかかわる自民党議員がいる」という発言が、彼の足を引っ張っているようです。ベテラン政治家としてはありえない発言だったと思います。一番の攻め時に、自らのミスで攻めきれない・・。そんな歯がゆさを感じました。(2月12日記)

知人が右のHPを紹介してくれました。 メディア・【SUNDAYウォッチ】 以下が引用です。

「テーマも皮切りは「総選挙でのホリエモン応援問題」でNHKと同じだった。だが、そこは「サンデープロジェクト」だ。田原氏やレギュラー・コメンテーターが武部幹事長を攻めた。
【電視解剖】
松原聡・東洋大学教授の追及は、さすがだった。フジテレビ買収騒動の際、フジはライブドアの経営実態を調査会社2社に依頼して調べさせたというのだ。買収騒動は3月~4月のこと。選挙は8月~9月だ。自民党は調べなかったのか、と松原氏は詰め寄った。
ここでも武部氏は目をさらに細めて顔に油汗をにじませた。「報道2001」(フジ)で見せたのと全く同じ表情だ。3時間前と同じ武部幹事長がテレビ朝日のスタジオにいた。武部さんは腹芸ができない人だということを、カメラは巧まずして写し出した。」(2月13日記)

2月5日

 中川農林水産大臣が登場。私は、どうやっても批判を受けるこの時期に、番組に出た中川大臣にまず敬意を表したいと思います。こういう番組出演という形で、国民からの疑問に直接答えるのは、本当に必要なことだと思います。私が、中川大臣に聞いたのは、「日米関係を、国民の食の安全より優先させたのでは?という疑問にしっかりと答えてほしい」「食の安全が、原料が農水省、職員が厚労省という縦割りではいけないのでは?」の二点でした。
田原さんが、こういった疑問を含めて、きちんと答えを出してほしいとまとめてくれました。今後の彼の調査と、対応に期待したいと思います。(2月5日)

2006年1月15日(日) ◇久々の掲載です◇

 前原民主党代表と、40代若手経営者3名の出演でした。前原さんは、党内の外交(安保・防衛)政策の統一に意欲を示しました。大賛成です。自民党の外交政策が、総理の靖国参拝を含めて、党内不一致が見られる中で、民主党にそれ以上の党内不一致があれば、国民は民主党への政権交代など望むわけもありませんから。
一方、40代の経営者の方が、揃って前原さんを応援する姿勢を見せたのにはびっくりしました。前原さんにはこういった若手経営者の声などは直接届きにくいでしょうから、大変なエールになったと思います。
民主党内に、「小泉との差を出せ」という声が強いようですが、正直、小泉政権の改革を超えるのは、ムリ。ただ、その小泉さんも今年の9月までが任期。小泉後の自民政権であれば(ほぼ間違いなく、改革は後退するでしょうから)、前原民主党にも勝機あり、です。50代の小泉さんほどは改革ができない自民新政権と、40代党首の民主党。繰り返しになりますが、勝機あり!です。
前原さん、党内守旧派にまけずに、しっかりとした政権を担える政党を作ってください!!(1月16日記)

 

 

10月31日(日)

イラク問題が中心でした。時間の都合もあって聞きたくて聞けなかったこと。民主党の前原さん(ネクスト外務大臣)に,「イラクから撤退する,というのは結構。法律の前提(非戦闘地域等々)が崩れたというのもその通り。問題は,その後。治安が混乱しているイラクに,日本はどう対応するのか?そこを明確に示すべきでは?」
これを聞けなかったのが,残念!

10月10日(日)

1.vs 安倍晋太郎幹事長代理
サンプロの世論調査で,次の首相期待度NO1.私は,政権撮りの構想をそろそろ国民に示すべきだと質問しました。答えは「構造改革は大事だと考えている」でした。
私なりの解釈。小泉構造改革の後継者として,次期の首相を狙っているのでは??でした。自民党総裁選を,守旧派的な「中二階」と,闘うことになりそうな気がしてきました。
私は,彼の育ちのよさ,既得権にまみれていないこと,などから大いに期待しています。

9月5日(日)

1. vs 岡田民主党委員長
委員長再選なった岡田氏が登場。私は,民主党の年金税源の消費税アップ案にたいして,財政再建のための消費税増税を質問。岡田氏は,「歳出削減が第一」という発言。それに対して,私は歳出削減だけでは,財政再建はムリ,と質問。明確な答えはありませんでした。私は,2010年頃には,消費税10%は避けられない,と見ています。いくら歳出削減しても,高齢化の影響で社会保障費はどんどん上昇していきますから。→朝日新聞で,民放のテレビ番組で岡田氏が郵貯,簡保の民営化に言及,と紹介されました。

2. vs 亀井静香氏
久々の亀井氏出演。小泉改造内閣での彼の処遇が話題を集めています。ただ,私は亀井氏と小泉氏とは政策上は水と油。亀井氏は総裁選で,財政出動を叫び,小泉氏は緊縮財政の継続を主張しました。そこで私の質問。「亀井氏の財政出動策は,変化がないのか?景気は財政出動しないでも回復したのではないか」。これに対して,亀井氏は「大企業はいいかもしれないが,中小零細企業は泣いている。」との答え。私の再質問。「そうであるなら,その泣いている中小・零細企業の方が多い自民党員の票が集められなかったのはなぜか?」
これには,「私もよくわからない」といった不明確な回答しかありませんでした。
このやりとりの中で,コメンテータの高野さん。「大企業と中小企業といった分け方が問題。いい大企業もあれば,苦しいところもある。がんばっている中小企業もたくさんある」と喝破。見事でした。

3. vs 田中康夫氏
義務教育費を国が持つのか,地方が持つのかで議論になりました。


8月22日(日)

竹中大臣と久々の出演。だいぶ痩せていたので,「痩せた?」と聞くと,選挙前にダイエットした,とのこと。「ブロイラー」なんて言われていたし・・,と言ってました。ひどいことを言う人がいるものです。
日本の景気について,4-6月期の数字が悪かったことについて,「一時的なもの」との見解。私も同感です。ただ,いつまでたっても,雇用者所得が伸びないことに不安をぶつけました。「そのうち上向く」という答えでした。しかし,企業業績の回復からみて,あまりにも雇用者所得が伸びない。相変わらずリストラが進められているのでしょう。そろそろ,雇用者にも利益を配分しないと,結局消費が伸びずに企業業績にもかげりが出てきます。このあたりで,経営者の英断が望まれるところです。

もう1人のゲスト,平沼氏。今回は,拉致議連会長として,拉致問題や外交が主でした。最後にポスト小泉の話題になったので,「構造改革」とは異なるどんな政策,平沼ビジョンを出せるのか?と質問しましたが,「目標となる国家像を明らかにする」という答えしかありませんでした。
経済政策としては,あまり構造改革と異なるものを出せないのでは,という感触でした。
私自身は,平沼氏の経済政策への見識は高く評価しています。やはり,ポスト小泉を狙う以上,小泉改革とは違う経済政策を打ち出して欲しいものです。(8月23日記)


8月1日(日)

岡田民主党委員長の登場。アメリカ民主党大会への参加や,向こうでの改憲発言が話題に。
私は,日本の民主党が,アメリカの民主党を支持するのかどうかを,岡田さんに聞きました。答えは「民主党,共和党どちらが勝っても対応できるようにしたい。政策的に近いのは民主党」というものでした。しかし,アメリカ民主党と共和党の政策を比べて,本当にアメリカ民主党に政策的に近いといえるのかどうか,私は疑問だと思っています。

放送後,ゲストの青山さんと話していて,彼は岡田さんの答えを聞いて,「じゃあ,9月の共和党大会にも行くのですか?と」と聞こうと思ったと言ってました。


7月11日(日)

三井住友銀行の西川頭取が出演。景気が回復してきたとの発言。また、不良債権処理も加速と宣言。私もその通りだと思いました。問題は、銀行がこの5-6年で500兆円の貸出金を400兆円まで、100兆円も減らし、現在も減り続けていること。私は、400兆円割れも近いと見ています。一方、国債は2-30兆円から108兆円まで増加。なんのことはない、民間への貸し出しを減らし、国への貸し出しをその分だけ増やした計算になります。
そこで、「貸し出しは増えないのか?」との質問に、「500兆円という貸し出しは多すぎた。そこまでは戻らない。ただ、これからは増えていくはず」といった答えがありました。

もうひとつの議論は、プロ野球の1リーグ制について。番組としては、1リーグ制に反対。ゲストに二宮 清純(スポーツライター)氏。私は、パリーグの存続は無理と、1リーグを主張しました。私の本音は、「ようこそ」にも書きましたが、巨人解体論。巨人の選手を各球団に分配すれば、勢力均衡する、というものですが、残念ながらこれを言う時間はありませんでした。(7月11日記)


6月27日(日)

塩川正十郎前財務大臣と,金子勝慶応大学教授との年金バトル。私は,塩川氏の年金改革案には基本的に賛成。ほとんど民主党案に近いモノですし,私自身の改革案にも近い。
しかし,塩川氏はほんのちょっと前までは小泉内閣の財務大臣。今の政府の抜本改革にはほど遠い年金改革を作った責任は,塩川氏にもあるはず。その点を質問したら,あっさりと「責任はあります」と。
あまりに正直なお答えにびっくりしました・・・。

もう一つ,私の指摘は,年金改革について,自公の与党共通公約がまったくふれていないこと。無責任極まりないと考えています。さらに,イラク情勢についても,同じく自公の共通公約はふれていない。この点にもふれました。(6月28日記)

今回のゲスト,塩川さんは東洋大学総長。一教授が総長に文句をつけてしまいました(笑い)。また,イラク関係のゲストの同志社大学の中田孝先生。 先生はイスラム教の信者で,その帽子をかぶっておられ,「いつも同じ色なのか,替えの帽子はあるのか?」なんて話を,MCの宮田さんとこそこそ話をしていました。番組終了後,メイク室でお会いできたので聞くと「替えはあります。いつもは,白をかぶっているのですが,今日はスーツと合わせて,黒にしました」とのこと。(6月29日記)


6月 6日(日) 

番組中に,梅雨入りでした。出演は,石原知事,竹中大臣,藤井民主党幹事長の3人。

松原の発言

藤井幹事長へ
「年金3党合意のせいで,民主党が国会審議でいかに抵抗しても,国民からすると白けて見えてしまう。やはり3党合意に問題があったのでは?」
→3党合意は,たしかにわかりにくかった,と。

さらに
「3党合意で,自民党に裏切られた」との藤井さんの発言に「信じる方がおかしい」と述べると,
→そういわれても仕方ない,と。

当初から,国会運営のまずさの全責任は私にあり,といった実に正直な発言。のらりくらりと責任逃れをする各党の党首,幹事長の中では,出色の正直さでは。私は好感を持ちました。

石原知事へ
「地域間格差をどうするか?47都道府県をまとめないと,政府から権限を奪うのは無理では?」
→はっきりとした返答は得られなかった,という印象。
これは,地方に税源を移譲すると,税収が上がる東京などは大幅な歳入増に,一方,税収が少ないところは歳入減に。ここで各県知事の足並みが乱れているのです。ちなみに,現在国税の所得税を,地方税の住民税に移行するという方向が示されていますが,一人あたり住民税で見ると,東京は,沖縄などの3倍もの税収があります。今はその格差を,地方交付税などで埋めているのですが,税源移譲されると,そのままその格差が出てきてしまいます。
東京都は,地方分権の都の案をまとめますが,都のエゴを抑えて,どこまで地方に配慮できるか,が注目されます。

竹中大臣へ
UFJ銀行は,会計の厳格化で,6000億円もの「見込み違い」で赤字化。他の銀行の会計に問題はないのか?
→「検査の責任者として答えられない」 という回答。
この私と竹中大臣のやりとりを,石原知事が受けて発言。これは,日刊ゲンダイの笹子勝哉氏のコラムで取り上げられ,「『サンデープロジェクト』で石原慎太郎知事が『(東京都と)関係が深い銀行がまずいことになっている。最近わかったことだが・・・』と思わせぶりな発言をした」(6月10日発行)と引用されています。
足利銀行も,1900億円の赤字が,7800億円へと,こちらも6000億円もの拡大。銀行の決算は,資産査定を厳しくするか否かで,ここまで変わってしまうわけです。こういった甘い会計が,UFJ,足利以外に(昨年のりそなも)本当にないのか?この疑問に金融庁はしっかりと答える必要があると思います。

島田紳助さんがでていたころの写真です。ゲストは、小沢一郎さん(民主党)みたいですね・・・。